国内FXと海外FX

FXを始めるには選択肢として国内FXと海外FXがありますが、日本語のサポートが受けることができる点などを考えると、初心者は国内FXの方がよいといえるでしょう。しかし海外FXにはハイレバレッジの取引ができるなど、海外FXならではの魅力があります。

海外FXについてはTwitterなどSNSでも情報があるため、興味を持っている人も多いでしょう。しかし噂の中には海外FXでのトラブルの情報もあることから海外FXは怪しいといったイメージを持っている人も少なくないのではないでしょうか。

海外FX会社に限らず投資にはリスクやトラブルがあります。海外FXの場合、国内FXよりも様々なサービスを提供しており、取り扱う金融商品も異なるため、海外FX会社選びでは、ライセンスの取得と取引内容、そして何年くらい営業をしているのか、実績を確認することが重要なポイントといえます。

金融商品を扱うには金融ライセンスを取得する必要がありますが、海外FX会社の中にはこの金融ライセンスを取得していないところもあるため、そのようなFX会社の利用は論外といってもよいでしょう。ただし、海外FX会社はその国の金融ライセンスを取得しており、その金融ライセンスが日本のライセンスのように厳格なルールが定められていない点が、海外FX会社は怪しいといわれる要因のひとつになっています。

そして海外FX会社の本社は外国にありますから、日本のライセンスを取得していないという点も怪しいと思われるところです。そのため、海外FX会社選びでは、ライセンス取得の有無の確認だけでなく、取引内容、そして実績を確認する必要があるのです。

海外FX会社のEBE証券

EBE証券はそんな海外FX会社のひとつで、イギリスのロンドンにオフィスを置くEBE Incという会社が運営しています。ライセンスについては運営会社のEBE Inc公式サイト上にFCAの規則に則って扱われる点が表記されています。FCAは日本の金融庁に相当する期間であり、信頼がおける金融ライセンスです。

そのためライセンスについては問題といいたいところですが、残念ながらサイト上には登録番号の表記がないことから、ライセンスの取得については明確でない状態です。

取引内容については口座資金のスキャルピング、自動売買に制限がないこと、分別管理されている、NDD方式採用、業界でもトップクラスのスプレッド0.3pipsを実現しており、レバレッジの上限倍率は500倍となっています。通貨ペアが45銘柄、CFD銘柄の扱いは少ないため、いろいろな投資を行いたいというトレーダー向きではないかもしれません。

FXに限らず、どんな投資にもリスクがあり、海外FXのようにハイレバレッジの取引が可能な場合は、利益が大きい分、損失も大きくなってしまいます。そのため海外FX会社では国内FX会社にはない救済措置を行っているところがあり、そのひとつがゼロカットです。

ゼロカットとは、口座残高がマイナスになった場合、損失分を業者が負担して、口座の残高をゼロにしてくれる救済措置で、EBE証券では、このゼロカットを採用しているようです。

FXの取引はツール任せであっても入出金トラブルなどがあればFX業者とのやり取りが必要になります。国内FX会社の場合、日本語でやり取りできますが、その点、海外FX会社は不便なところですから、サポート体制も確認しておいた方がよいでしょう。

EBE証券は、日本人FXトレーダーに対して積極的で、日本人スタッフによる日本語サポートが用意されています。EBE証券については2019年にサービスを開始した海外FX会社のため具体的な実績については未知数な状態です。ライセンスのことなど併せて、日本語サポートがあるため、不明な点については問い合わせをしてみてもよいでしょう。