デビットカードの発行

オフショア銀行は日本国内の銀行に比べて金利が高い上に銀行ごとに様々なサービスを提供しています。そのため資金管理、貯蓄を増やすことを目的にする人はもちろん提供されるサービスを目的にして利用を検討する人が増えているようです。

例えば、オフショア銀行が提供するサービスのひとつにどの国のATMでも引き出しが可能なデビットカードの発行があります。オフショア銀行に預金をしていれば、旅行先や海外出張先、留学先でデビットカードでの引き出しが可能なため、その利便性から幅広い人達から注目されています。

アジアンバンクとは

アジアンバンク(アジアンバンクキャピタルトラスト)は、アメリカの首都ワシントンD.C.でライセンスを取得している米国オフショア信託銀行です。

オフショア銀行というと、大企業や富裕層が資産管理、資産分散のために利用するというイメージがありますが、アジアンバンクはアジア在住の個人を顧客としています。

オフショア銀行の口座開設は現地で行わなければならないケースが多くなっているようですが、アジアンバンクではオンラインでの新規口座の開設することができ、どの国のATMでも引き出し可能なABCTデビットカードの発行などのサービスを提供しているほか、仮想通貨にも対応し、金利の高さもあって注目を集めています。

アジアンバンクではアフィリエイトプログラムを採用しており、ビジネス会員になると紹介や定期預金のタイトル昇格によって報酬を得ることができるようになっています。

アジアンバンクのアフィリエイトプログラムは積み立てを続けていれば継続的に報酬を受け取ることができる株主配当のようなシステムになっており、定期預金の累積預金高によって、ディレクター、プロデューサー、マネージャー、チーフマネージャー、ゼネラルマネージャーとタイトルが昇格していき、タイトルにあわせて報酬も4%、5%、6%、7%、8%と大きくなっていきます。積み立てを続けることによって報酬も大きくなっていくのです。

この場合、心配になるのはアジアンバンクの存続でしょう。積み立ての継続、タイトル昇格と報酬アップはアジアンバンクの存続が条件になります。日本でも銀行の統合や破綻などが起こっていますから、銀行の存続は確実に約束されるものではないといえます。

その点についてアジアンバンクでは、アジアンバンクはアジア在住の個人を対象としているオフショア信託銀行で、銀行であれば行っている融資を行っておらず、そのため資金回収ができずに経営が困難になることがないとコメントをしています。それもあって、アジアンバンクのアフィリエイトプログラムに参加する人が増えているといいます。

口座の維持には費用がかかる

なお、オフショア銀行では口座の維持に費用がかかるところがあり、アジアンバンクでも口座の維持に費用がかかります。

口座の維持費は、ビジネス会員と一般の口座開設とで異なります。アフィリエイトプログラムの報酬を受け取るためにはビジネス会員になる必要があり、ビジネス会員になるためには口座開設と同様に、アジアンバンクのサイト上から会員登録をします。そしてビジネス会員の場合の口座の維持費は、初期費用(開設サポート費用)として3,000ドル、更新費用として400ドルがかかります。

なお、ビジネス会員の口座維持費についてはキャンペーンなどによって安くなるため、うまくキャンペーンを利用したいものです。キャンペーン情報についてはアジアンバンクの申し込みサイトをチェックしましょう。ビジネス会員とならずに、カスタマー口座を開設する場合の口座の維持費は、開設費用に1,500ドル、更新費用に200ドルになります。報酬を受け取ることができる分、ビジネス会員の方が口座の維持費が高くなっているため、あらかじめ承知しておきましょう。